シールラベル作成のお見積もりや作成の依頼をされる流れとしては、以下がポイントになります。一般的な印刷物と違い、設置環境や使用用途によってシールは素材が多岐にわたっているので、それらの正確な把握がまずは重要になってきます。そうすることにより、少しでも希望に適ったシール作成を実現することができます。スケジュールやコスト面についても大きく関わってきます。そして印刷方法も様々な種類があるので、これらの情報は余すところなく、印刷会社の担当者や、シール作成担当スタッフに伝えましょう。彼らはプロフェッショナルなので、最適な素材・印刷方法・コストを提案してくれるはずです。単純に貼れればよいと考えるのではなく、正確な情報把握が、シール作成成功へのカギになるのです。

シールを使用する場所の把握が重要

使用方法、場所により、シールは印刷方法、素材が変わってきます。安価だからという面だけに注目し素材や印刷方法を選ぶことは、印刷面が早く脱色してしまったり、剥がれたりする可能性が高まってきます。年中太陽光があたり、雨水に濡れることが想定されるならば、紫外線に強い素材、印刷方法、剥がれにくい糊が使用されているシールを選ばなければなりません。また屋内であっても、水漏れがある場合も同様です。耐水性のある素材を選ぶことが必要です。これらの情報のしっかり伝達すれば、業者は最適な印刷方法・素材を提案してくれます。コスト面でも最適なやり方を選んでくれます。一般的な紙の印刷物ではここまでしっかりと情報を把握する必要がありませんが、使われる場所が大きな影響を及ぼす可能性のある、シールだからこそ、こういった流れが必要になります。

さらに細かい情報もできるだけ伝えましょう

設置環境について、言及しましたが、さらに深い情報を伝えることがシールラベル制作の成功の近道になります。他に考えられるファクターとして、使用期間も重要です。短期間なのか長い間使用することを希望するのか、しっかりと確認しましょう。また基本的ですが必要部数はどれくらいなのか、そして今後追加で作成する可能性があるのかも、理解しておきましょう。追加の可能性があるなら、2回に分けて制作してしまうと割高になる可能性があるので、必要部数よりも、少し多めのシールラベル数を作成した場合の金額を確認することをおすすめ致します。大きくコストダウンの可能性があります。最後に貼られる側の確認です。シールは必ず糊を使用する素材です。シール本体だけに気を配るのではなく、貼られるものがどのようなものなのか、例えば剥がす時に糊が残りにくい素材を選ばなければならない可能性があるのか、そういった情報もしっかりと理解しましょう。